- 掲載されている写真は殆ど全てBill本人が山登りなどをしながら自分で撮ったものです。使用しているカメラはHasselblad,
Nikon, Linhofという大判カメラと35mmの両方です。
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- 彼は昔から色彩の世界に非常に詳しく写真を撮る際も実際に自分の目に映る色が出るようにいろいろな補正をかけながら同じ画面を何枚も撮ります。それから現像し、その中から自分でもっともそのときの色に近いものを選びます。
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- これからのプロセスがBillらしいところです。これらのスライドを彼はWet-mounting方式のドラムスキャナーでLinoColor
softwareで校正されたモニターでみながらスキャンします。データはおよそ一枚300MB。通常の高解像度のデジカメの一枚が大体1MB(JPEG)、私が35mmのフィルムで撮ったものをスキャンしても約30MB(TIFF)であることを考えるとその精度が分かりますね。
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- それからそれをAdobe Photoshop(私も使っていますが)で必要最小限編集し、Epson
Stylus Pro 9600というプロ用のプリンターでプリントします。UltraChrome archival
pigmentとありますから顔料系のインクを使用していることが分かります。
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- このあと、彼は注文に応じて自分で裏打ち、フレーミング、そして自分のサイン(!)をいれて発送します。値段は決して安いものではありませんがお客さんの反応はよいようですね。もし気に入らなければ無料で返品可能と打ち出したそうですが、今までも一件も返品はなく「素晴らしい」という返事を沢山もらっているようです。彼もコメントしていますが、Web上で見る画像と実際のプリントの出来の違いは比較にならないものだそうです。
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- 耐候性はフレーミングされた状態で60年以上と書いてありました。
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- 私も機会があれば一枚オーダーしてみたいと思っています。海外発送の送料など詳しいことはまだ調べていないのですが、必要とあれば調べることが出来るでしょう。
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